前の記事の続きです。
レクリエーション体操説明図の作成のため、初めて介護施設でのレクリエーションを見学しました。
10脚ずつ椅子が向かい合って並べられ、20名ほどの利用者が徐々にその場に集まります。職員が付き添いながらゆっくりゆっくり集まります。
職員が1名、レクリエーションの進行を担当するのですが、今回担当した方は、経験の長い、レクリエーションのプロとも言える人です。とりあえずSさんとしておきます。
利用者が集まった頃、Sさんが話し始め、世間話から入り、軽く手足を動かす運動から入りました。
でもやっぱり、最初は反応薄いですね。
子供でもそうですが、高齢者となればなおさらです。
最初はみなさんあまりやる気もなく、なんとなーく参加している感じでした。
しかし、途中、歌をはさんだり、笑いがおこったり、だんだん雰囲気が柔らかくなっていきます。気がついたら、みんなSさんの巧みな話術にだんだん引き込まれていました。
軽い運動が終わり、1枚の大きな布を使ったレクリエーションに進んでいきます。みんなで1枚の布を持ち、波を起していきます。
利用者の方々も嫌々やっている感じではありません。
本当に楽しんでいる感じがしました。
童心に返って楽しむ、という感じでしょうか。
終わる頃には、チームでスポーツをやった後みたいな、何か一体感のようなものが生まれた感じです。
ほとんどの方が「すごく楽しかった」という感想でした。
正直ナメてましたよ。レクリエーションとやらを。
ここで私の中での「介護レクリエーション」のイメージは変わったわけですが、たぶんこれは一度見ないと伝わらないと思います。
これはなかなか難しく、奥が深いですね。
体は使わないとどんどん衰えていきます。
適度な運動はとても大切なものですが、高齢者にとっては、軽い運動でもなかなか思うようにいかないものです。
利用者さんが楽しみながら、運動になるというところが大事です。
みんなを楽しませつつ、体を動かせるのは、なかなか容易なことではないと思います。
“何をやるのか”よりも“誰がやるのか”の方が重要だと思いました。
これはSさんの進め方が上手だからここまで盛り上がったのでしょう。
誰もができることではありません。
どうやったら上手くできるようになるのか?
何かポイントはあるのだろうか?
Sさんに訊いてみました。
続きです→
レクリエーション 進行のポイント